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【抹茶】自分で2層に別れた抹茶ラテを作る方法&必要な道具【おうちカフェ】

こんにちは、抹茶大好きRinaです☆
新型コロナウイルスによる自粛期間が続き、今月は一度もカフェに行かずに家に籠っています。

飲みたくなってきたのが、抹茶ラテ!
ですが、液体物をお取り寄せするのは難しいですし、インスタントは砂糖たっぷりのものが主流で、なかなか好みのものに出会えません…

それなら家で自分で作ってしまえ!
今回の記事では、家で美味しく美しい抹茶ラテを作る方法と必要なものについてお伝えします。

抹茶ラテ作りに最低限必要なもの

まず、自宅で抹茶ラテを作るにあたって、必要なものは以下の通りです!

<抹茶ラテの原料>
✔抹茶パウダー
✔牛乳
✔水
✔砂糖(好みに応じて)

<必要な道具>
✔茶筅
✔キッチンはかり
✔茶わん
✔グラス

これらの道具は必須です!
牛乳や砂糖はスーパーで買えるもので構いません。
水は水道水でも問題ありません。
茶わんは、ご飯用のもので構いませんし、グラスも家にあるもので構いません。

ですが、茶筅は泡だて器では代用できませんし、キッチンはかりは計量スプーンで代用するのが難しいです。
抹茶パウダーは、美味しいものを選ぶ必要があります。

自宅に用意がなく、新しく購入が必要になるものは、以下の3つだと思われます。

✔抹茶パウダー
✔茶筅
✔キッチン量り

これらの3点については、購入のポイントをご紹介します。
選び方さえわかれば、専門店に行かなくても、ネット通販で簡単に取り寄せることができます。

①抹茶パウダーの選び方

美味しい抹茶ラテをいれるうえで、最も大事なのが抹茶パウダーです!

甘いものが好きならインスタントもあり!

あなたは甘いドリンクが好きですか?

もし、飲んだ瞬間にほっとするような、甘みのあるラテが好きなのであれば、買うべきなのは抹茶パウダーではなく、インスタントの抹茶ラテです!

インスタントの抹茶ラテには、抹茶だけでなく、ミルクの成分やお砂糖の成分がすでに配合されているので、グラスにお湯を注ぐだけで作ることができます。
茶筅やキッチンはかりなどの道具も一切必要ありません。

様々な会社が、インスタント抹茶ラテを開発しています。
オススメは滋賀県の丸安茶業がプロデュースする抹茶ラテの素!
抹茶の渋みと、お砂糖の甘さのバランスが絶妙でとても美味しいです。

ただし、インスタントの抹茶ラテは、成分を見るとわかる通り、抹茶よりも砂糖の量の方が多く配合されています。
抹茶ラテに甘さではなく、抹茶の風味を求める方であれば、インスタントの抹茶ラテよりも自身で作られることをお勧めします!

丸安茶業の抹茶ラテのレビューは、以下の記事をご覧ください。
東京日本橋の滋賀県アンテナショップで飲めます!
[blogcard url=”https://matcha-love-trip.com/kokoshiga/”]

抹茶パウダーのグレードは大きく分けて3つ!

抹茶ラテに甘さを求めない方であれば、抹茶パウダーを購入することをお勧めします。

抹茶は、大きく3つのグレードに別れています。
製菓用、お薄茶用、お濃茶用のもので、製菓用が最も安く、お濃茶用が最も高級です。
製菓用では100gで500円(20g:100円~)から手に入れられるのに対し、お濃茶用では20g2000円以上と値段の差は10倍以上あります。

製菓用のものは砂糖を加えたり、加熱をしても苦みや渋みがしっかり感じられるようなものです。
それに対して、お濃茶用のものは旨味が強く、苦みが弱くなっており、砂糖をごく少量加えただけで風味が損なわれてしまう繊細な味です。

用途に合ったパウダーを選ぶのがお勧めで、高ければよいというものではありません。

お薄茶用は『○○の白』、お濃茶は『○○の昔』という名前が付けられていることが多いように感じています。

抹茶ラテ用ならお薄茶用!

抹茶ラテを作るのに使うのであれば、お薄茶用の抹茶でよいのではないかと思います。
安いものであれば、20g500円くらいの値段から手に入れることができます。

100円ショップでも販売があり、8g100円なので20g250円で手に入れられます。
ですが、味や質を考えると、ネットショップの方がおすすめです…
うちにある、一番安い抹茶がこちら↓

最初は安いもの(最低20g500円以上のもの)から手を出してみて、気に入ったらこだわって、色々手を出してみるとよいのではないかと思います。
安くても市販のラテより、濃厚な抹茶ドリンクを楽しむことができますよ♪

ラテだけでなく、ストレートでも美味しい抹茶が飲みたい!と思い、現在私はお濃茶用の購入を検討しています…

20gの抹茶で何杯飲めるのか?

抹茶を購入する際には、最小包装が20gであることが多いです。
この後、抹茶ラテのレシピをご紹介しますが、1杯に必要な抹茶パウダーは4gです。

20gの抹茶を購入すると、5杯楽しむことができます。
また、缶入りのものと袋入りのものがありますが、袋入りのものの方がリーズナブルに購入が可能です。

②茶筅の選び方

そして美味しい抹茶をいれるためには、茶筅が必須です!
最初はスプーンや泡だて器を使って、抹茶を溶かしてみたのですが、どうしてもだまになってしまうので、茶筅が大事でした。

抹茶ラテを作るのにも、どんな抹茶スイーツを作るのにも、お濃茶を作る工程が必須になので、活躍場面もそこそこあります☆

茶筅は大きく分けて3つ!

茶筅は、国産のもの、中国製のもの、樹脂製のものに大まかに分けられます。
最もお手頃に購入できるものは中国製で、国産のものは少し値段が張りますが、品質が高くて長持ちします。

樹脂製のものは解体することができ、洗いやすく、清潔に保つことができます。
竹製のものと比較すると泡立てづらく、お薄茶用には向いていませんが、抹茶ラテや製菓には使いやすいと思います。
実は私も一番よく使っているのは樹脂製の茶筅です!

初めてにオススメの茶筅は中国製!

使った茶筅による味の違いは、残念ながら判りませんでした…
これからおうち抹茶習慣を続けるかわからない方であれば、まずは一番安い中国産でいいのではないかな?と思います。

1本1000円程度で購入ができ、抹茶と合わせてお得に購入することもできます☆

穂先は何本がいい?

茶筅は、穂先の本数が16~120まで多くのバリエーションがあります。
一般的に、濃茶を練るときには穂数の少ないもの、薄茶をたてるときには多いものが適していると言われています。

穂先の本数が多くなると、泡立てやすくなりますが、茶筅の持ち手も太くなります。
バランスが良くて使いやすく、初心者にお勧めなのは、八十本立もしくは百本立です。

本数が多くなると、茶筅の持ち手が太くなりますので、手の大きさに合わせて選ぶとよいでしょう。

③キッチンはかりの選び方

品質のいいはかりは、乗せた瞬間に重さが測れますが、安いものは乗せてから目盛りが反応するまでに1秒程度時間がかかります。

お店を開くのでなければ、正直0.1g入れすぎてしまった…などは大した問題になりません。
昨日と味が違っても、てへぺろ☆で済みます。

高性能なものでなくとも、0.1g単位の測定ができれば、安いもので十分でないかと思います。
1000円程度で購入することができます。

抹茶ラテを作ってみよう!

私がいつも作っている抹茶ラテのレシピをご紹介します♪
茶道のお作法には、全く沿っていませんのでご了承ください(;^ω^)

<抹茶ラテ1杯分の材料>
抹茶パウダー4g、水50mL、牛乳100mL、砂糖2g

①お濃茶を作る

茶わんに抹茶を4gはかり、水を15mL加えます。
茶碗の内側に茶筅をちょっと押し付けながら、だまをつぶしつつ、均一にしていきます。
茶筅を使えば、だまになることはそうそうないですが、抹茶を茶こしで軽くふるっておくと、よりなめらかに仕上がります。

②お薄茶を作る

①にさらに水を30mL加えます。
気合で勢いよく!抹茶を泡立てます。

③牛乳を準備する

砂糖を2gはかり、5mLの水に溶かします。
大体溶けたら牛乳を100mL加えます。(多少溶け残りがあっても、牛乳を入れたときに溶けます)

④牛乳に抹茶を加える

③で作った砂糖入りの抹茶に、②でできたお薄茶を加えます。
これで完成です!

ポイント①:砂糖の量はお好みで!

使用する抹茶の種類によって、美味しい砂糖の量は変わります。
私の例で言えば、丸久小山園の千木の白であれば2g、ぼんぢ園の古都の白では1.5gに砂糖の量を調整しています。

使用する砂糖の種類によっても、味が変わってきますので、好みに合わせて調整してください。

また、砂糖を手順の②で加えるか、③で加えるかによっても味が変わります。
是非試してみてください♪

ポイント②:初めて使う茶筅には注意!

新品の茶筅には、型崩れ防止のためにのりがついています。
竹のにおいもかなり強く、そのまま使ってしまうと、抹茶の味や香りを損ないます。

使う前に熱湯に5分程度浸けましょう。
2回くらいお湯を入れ替えて、お湯に色がつかなくなったらOKです。

2層に別れた抹茶ラテを作るためには?

写真映えするような層の分かれた抹茶ラテを作るためには、ポイントがあります!

①砂糖はミルクに入れる

砂糖が入ると、液体が重くなり沈みやすくなります。
抹茶を作る手順で、ミルクの方ではなく、抹茶の方に砂糖を加えてしまうと、2層には分かれなくなります。

層を分けたい場合には、砂糖はミルクに入れましょう。

②抹茶は静かに注ぐ

綺麗に層を分けるためには、抹茶を加える際に対流を起こさないようにするのが大事です。
具体的には、低い位置から静かに注ぎます。

スプーンを使ってゼロ距離から入れるのがおすすめです!

色んな抹茶ドリンクを作ろう!

茶筅と抹茶パウダーさえ手に入れたら、あとは自由自在です。
好きな食材を使って、オリジナルのドリンクを作ってみてください♪

抹茶ラテと見た目がほとんど変わらなくて恐縮ですが、最近作って美味しかったドリンクをご紹介します。

抹茶ラッシー

ヨーグルトが入るので、少し酸味と食べ応えが加わります。
ヨーグルトに酸味があるので、ラテよりも砂糖を多めにした方が美味しかったです。

<抹茶ラッシー1杯分の材料>
抹茶パウダー4g、水50mL、牛乳50mL、ヨーグルト50g、砂糖4g

<作り方>
①抹茶4gに15mLの水を加えて練る。
②①にさらに水30mLを加えて混ぜる。
③砂糖4gを水に溶かしておく。牛乳50mLとヨーグルト50gをよく混ぜて均一にし、砂糖水を加える。
④③に②を静かに注ぐ。

<ポイント>
抹茶ラテの作り方と基本は同じ。
手順③が以下のように、変わります。

③砂糖4gを水に溶かしておく。牛乳50mLとヨーグルト50gをよく混ぜて均一にし、砂糖水を加える。

ダルゴナ抹茶

インスタで流行ったダルゴナコーヒーの抹茶版です。
抹茶ラテでホイップクリームが乗るものもありますし、普通においしいです。

甘さを調整することで、スイーツにもなると思います。

<ダルゴナ抹茶1杯分の材料>
抹茶パウダー4g、水20mL、牛乳100mL、生クリーム50g、砂糖5g

<作り方>
①抹茶4gに15mLの水を加えて練る。
②生クリーム50gを”容器をさかさまにしてもこぼれないくらいの硬さ”まで泡立てる。①を加えてなじませる。
③砂糖5gを水に溶かしておく。牛乳100mLに砂糖水を加える。
④③に②を静かに注ぐ。

<ポイント>
抹茶ラテの作り方と基本は同じ。
手順②を以下のように変更する。

②生クリームを容器をさかさまにしてもこぼれないくらいの硬さまで泡立てる。①を加えてなじませる。

砂糖は牛乳に加えても、生クリームに加えてもどちらでもOKです。

自分の好みど真ん中の抹茶ドリンクを作ろう!

自分の家で抹茶ラテを作るメリットは、好みに100%合わせられるという点です!
おうちにいる時間の長い今、ご自身で抹茶ラテ、もしくは抹茶ドリンクを作ってみてはいかがでしょうか?

すぐに家で抹茶ラテが作れるような、茶筅と抹茶パウダーがセットになった商品も販売されています。

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抹茶スイーツオタク。 全国800店舗以上の抹茶スイーツを食べ歩き、ブログを執筆中。 2020年から本格始動したインスタグラムは、1年でフォロワー100倍の急成長中。静岡県浜松市のお茶農家生まれで、幼いころから自家製の煎茶を飲んで育ち、生まれながらのお茶好きDNAを持つ。
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