こんにちは、Rina(@matcha_trip)です☆
先日の記事でご紹介したCASECを試しに受けてみたので、実際受験して感じたことをまとめてみます。

CASECって何?

株式会社教育測定研究所の開発した、オンラインで英語力を測ることのできるツールです。
リーディングとリスニングの能力を測定し、TOEIC、TOEFL、英検の3つの代表的な英語能力試験の点数や合格可能性を予測することができます。

TOEICの受験が難しい現在、その代わりになるのでないかと言われているテストです。
CASECとTOEICのシステム違いについてまとめた前回記事は、コチラからどうぞ!
[blogcard url=”https://matcha-love-trip.com/whatiscasec/”]

キャセックの試験の内容は?問題は?

キャセックのテストは、4つのパートに分かれています。
セクション1と2がリーディング、3と4がリスニングとなっています。

セクション1~3までは4択、セクション4は音声の通りにディクテーション(タイピング)をします。

受験して感じたTOEICとCASECの違いは?

実際にCASECを受験をして感じた、TOEICとのテストの違いをまとめました!

①ディクテーションの有無

TOEICとの最大の違いは、間違いなくディクテーションの有無です。
TOEICはすべてがマークシートによる選択方式ですが、CASECのセクション4では音声の通りに書き取りをしなくてはなりません。

コンピューターのブラインドタッチのスキルがある方は、タイピングになれていない方に比べて圧倒的に有利になります。
音声が3回繰り返される間に、回答を終えることも可能です。

また、ディクテーションを行うためには、単語のスペルを正確に覚えている必要があります。

②考える時間が十分にある

試験の制限時間は、リーディングとリスニングで合わせて80分に設定されていますが、平均時間が40~50分との事前情報がありました。
私が実際に受けた際も、試験開始から終了までにかかった時間は42分でした。

回答に必要な時間が、制限時間よりも圧倒的に短いため、ゆっくり考える時間をとることができました。
TOEICは急いでも全問終えられるかどうか、というくらいに時間が足りなくなってしまうため、試験中の印象はかなり異なりました。

③問題の難易度が低い

受験者のレベルに合わせて(前の問題の正誤によって)、問題の難易度が変化していくため、数問続けて分からない!と感じることがありませんでした。
そのために、TOEICよりも問題が簡単な印象を抱きました。

キャセックでは、自分に解けるギリギリのラインを探るテストなので、このような印象を受けたのだと思います。

CASEC受験をして感じたメリット

メリット①:24時間365日受験が可能

TOEICは年10回しか受験する機会がありません。
ですが、CASECは24時間365日の受験が可能です。

実際に私が受験をしたのも、夜眠れなかった日の深夜3時でした。
クレジットカードで受験料を払って、すぐに受験をすることができ、とても便利でした。

メリット②:試験結果のデータが詳細

CASECの結果はスコアだけでなく、どのくらい英語の理解がされているのか、どんなことをできるのかについて詳細に書かれたレポートを発行しています。
5ページにわたった詳細なデータを受け取ることができます。

スコアレポートパフォーマンスフィードバックに記載されている、『今後の学習に向けてのアドバイス』は具体的で特に参考になりました。

TOEIC換算表の精度は?

私の最新のTOEICスコアは2020年1月に受けたもので、合計620点でした。
これに対して、2020年8月に受けたCASECのスコアは732点で、TOEICに換算すると780点相応でした。

2つの点数に160点の乖離がありました。
これに関しては、受験に7カ月のインターバルがあるため、比べられないと感じています。
(この半年間、毎日英作文を行い、リスニングも行ってきたため、英語力が向上している可能性があります。)

TOEICとはかなり違うけど、CASECは1つの指標としてアリ

TOEICと比較すると、試験問題の難易度や制限時間などに大きな違いがありました。
CASECはまだまだ認知度が低いですし、英語能力の証明手段としてはまだまだ弱いと思われます。

ですが、他の試験に比べて安い値段で、いつでも気軽に受験できるというのは、一定のアドバンテージがあるのではないかと思います。

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抹茶スイーツオタク。 全国800店舗以上の抹茶スイーツを食べ歩き、ブログを執筆中。 2020年から本格始動したインスタグラムは、1年でフォロワー100倍の急成長中。静岡県浜松市のお茶農家生まれで、幼いころから自家製の煎茶を飲んで育ち、生まれながらのお茶好きDNAを持つ。