サンフランシスコは、アメリカでも最も物価の高い地域です。
こちらの地域で語学留学をしているとどのくらいのお金が必要なのか、1か月間の実体験からお話します。

サンフランシスコで留学したら1か月でどのくらいかかる?

サンフランシスコに留学をして帰国したところ、滞在中の1か月間で70万円も使ってしまっていたことが分かりました。

何にそんなにお金を使ってしまったのか、節約したらどのくらいの金額で生活をすることができるのかについて考えてみました。

どんな生活をしていたの?

週4回語学学校に通い、週3回のお休みには友人と遠出をしていました。
特に節約については考えず、好きなものを食べ、好きなものを買う生活をしました。
格安ホテル暮らしで、自炊は一切していませんでした。

週末には、ヨセミテ国立公園やアナハイムディズニー、リバモアアウトレットなど、サンフランシスコ中心街から離れた場所にも訪れました。
現地ネイティブの友人に恵まれ、郊外へは友人の車で連れて行ってもらったり、家に泊めてもらったりしていました。

その代わりにお世話になった友達には、ごちそうするなどお礼をしました。
日本の友人にもお土産をたくさん買いました。

自由に生活したら1か月で70万円も使っていた

サンフランシスコでの1か月間の自由な生活を終えて、ふとカード請求をチェックしたところ、なんと50万円を超えていました。
その額なんと544,013円…!!

飛行機代は前月分の引き落とし、かつ現金5万円も両替して持って行ったので、合計で1か月70万円以上使ったことになります。
おそろしやー、、、

何に使ったのか、全然わからなかったので、カードの使用履歴をすべてチェックして、分類してみました。

使った内容 金額
サンフランシスコへの往復航空券 170,850円
格安ホテル30泊分 161,645円
語学学校の学費4週間分 86,294円
ロサンゼルスへの往復航空券 35,620円
日本&現地の友人へのプレゼント代 99,795円+$300
交通費&入場料 29,722円
サンフランシスコでの食費 88,593円
生活必需品や洋服などの雑費 27,696円
合計金額 700,215円+$300

カードの請求内容には、日本での支払いの引き落とし金額も入っているので、画像と完全には合計額が一致しませんが、確かに全てを合計したら70万円使っている計算になってしまいました。

70万円から抑えられる出費は?

私が1か月間で使ったお金のうち、いくらかは抑えることのできたものだったと思われます。
どこを節約することができたのか考えてみました。

サンフランシスコへの往復航空券

私は初めての一人旅で不安だったため、サンフランシスコまでは直行便を利用しました。
ですが、乗り換えを許容して最安のものを選択すれば、往復7万円で行くことができます。

直行便と比べると、10万円の出費を抑えることができます。

また、2カ月目以降になれば、航空券は必要ありませんので、考えなくてもよい出費となります。

格安ホテル30泊分

ホテルは学校が斡旋する施設で、学割も使用させてもらっていますので、最安に近いと思われます。
実際、Booking.comで検索をすると、トイレやシャワーが共用の場合でも20万円~、普段旅行で使うような4つ星以上のホテルでは120万円~とかなりの額になり、私が泊まったホテルよりも安いところは見つけられませんでした。

滞在したColumbus Residenceはこんな感じのところです。
[blogcard url=”https://matcha-love-trip.com/columbusresidence/”]

平均家賃が30万円超えなので、検索結果は妥当だと思います。
日本なら3000円くらいでも東横インくらいには泊まれるのになあ。

ホテル代はこれ以上抑えることができませんでした。

語学学校の学費4週間分

語学学校もほぼ最安です。
現地の友人が紹介してくれたスクールの中で最安のものを選びました。

エージェントを通さずに、自分自身で予約を行ったので、手数料は全くありませんでした。
あえて言うなら現金払いでなく、カード払いをして3%の手数料がかかったくらいです。

ちなみに他の国と比べて学費が安いのは、授業時間が少ないことが理由です。
アメリカでビザなし(ESTAのみ)で学生をする場合には、週18時間までしか授業を受けることができないので、フィリピンなどのように1日8時間週5回というようなスケジュールではありません。

ロサンゼルスへの往復航空券

ロサンゼルスへはディズニーに行きたくて航空券を購入しましたが、お金がなければ行く必要はないでしょう。
サンフランシスコとロサンゼルスは東京-北海道間くらいの距離があります。

ロサンゼルスでは、友人が家に泊まらせてくれたため、ホテル代はかからずに済みました。

日本&現地の友人へのプレゼント代

プレゼントとお土産は人によると思います。
私は大々的に海外留学に行きます!と宣言し、送別会をたくさん開いてもらったので、お土産が必要になりましたが、そうでなければいくらでも削減できると思います。

ギラデリチョコレートを半ダース(6個)も買えば十分でしょう(笑)

現地に友人がいなければ、プレゼント代ももちろん必要ありません。

交通費&入場料

博物館や美術館の入場料は、$25くらいします。
厳選していくつかだけ行くようにすれば、お金は抑えられます。

交通費もなるべく徒歩やミュニバス、バートを優先すれば、タクシーアプリよりも抑えられます。

サンフランシスコでの食費

同時期に留学していた学生の子は、食費が2万円もかかっていないと言っていました。
私は毎日ランチや弁当の調達に2000円弱をかけていましたが、その方はホテルの朝食で余ったものをリメイクして毎日お弁当を持参したそうです。

私のホテルは朝食の提供がなかったのですが、ついてくるところを選べば食費の節約ができます。

生活必需品や洋服などの雑費

生活必需品などの雑費で痛かったのは、防寒着のパーカー代です。
アウトレットに行く前に仕方なく好みでないものを購入し、15000円もしました。

日本で気候をしっかり下調べしてから出かけていれば、必要にはならなかったでしょう。

節約した際の出費の内訳は?

上記のように考えて節約していった場合、ずばり以下のようになると思います!

使った内容 金額
サンフランシスコへの往復航空券 約70,000円
格安ホテル30泊分 約160,000円
語学学校の学費4週間分 87,000円
ロサンゼルスへの往復航空券 行かない
日本&現地の友人へのプレゼント代 約2000円
交通費&入場料 10,000円
サンフランシスコでの食費 30,000円
生活必需品や洋服などの雑費 10,000円
合計金額 369,000円+$300

私が使ってしまった額の半額程度になりました。
1か月目は航空券代が入るので約37万円になってしまいますが、2カ月目以降なら不要なので30万円ほどの出費でくらせます。
語学留学の場合、ホテル代と学校代は削ることができないので約25万円は固定費、それ以上は生活の仕方に応じてになると思われます。

サンフランシスコで生活するためには最低30万円が必要!

ホテル代と学校代の最安値25万円に食費や交通費、雑費などが加わって、約30万円は最低でも必要になります。
最低料金を用意しておき、それ以上は自分のお財布と相談して生活水準を決めるのがおすすめです。

せっかくの留学の機会、素晴らしい経験にしてくださいね♡

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抹茶スイーツオタク。 全国800店舗以上の抹茶スイーツを食べ歩き、ブログを執筆中。 2020年から本格始動したインスタグラムは、1年でフォロワー100倍の急成長中。静岡県浜松市のお茶農家生まれで、幼いころから自家製の煎茶を飲んで育ち、生まれながらのお茶好きDNAを持つ。