こんにちは、Rinaです☆
つい先日まで、バリ島でバカンスしつつ英語学校に通っていました。
今回の記事では、バリ島で実際に通ったスクールであるSeminyak Langauge School(スミニャック ランゲージ スクール)についてレビューします。
目次
グーグル検索で学校を発見!
日本語で検索をすると、当たり前ですが日本人向けの学校しかヒットしないため、英語で検索をしてみることにしました。
バリの日本人向けの学校は、授業料が高く、対象レベルも超初心者だけのため、2回目以降の留学では向かないと判断しました。
(現在の私は、1人での海外旅行に対応でき、初対面の人と英語での会話が楽しめる程度の能力です)
英語で検索をして引っかかってきたのが、『Seminyak Langauge School』です。
Seminyak Langauge Schoolとは?
学校の汚さからローカル向けなのか?と思いましたが、一応外国人向けのようです。
日本人はなかなか選ばない学校と思われます。。。
ローカルは学校に通わず、観光地で勧誘やナンパをすることによって外国語を身に着けるそうです。
3000人以上の外国人が利用してきたそうです。
インドネシア語と英語の2つのクラスを選択できますが、もちろん英語を選択しました。
授業時間の75%が会話で構成されるというのがウリだそうです。
校舎はビンタンスーパーマーケットすぐのスミニャック地区と、ローカルの雰囲気漂うチャングー地区にありました。
マンツーマン1時間約1000円~の激安価格
公式サイトから確認した限りだと、値段は以下の表のように提示されていました。
※juta=100万ルピア、1円=130円で計算
マンツーマン | 小グループ(2~3人) | |
40時間コース | 5.2juta(約4万円) | 4.4juta(約3.3万円) |
70時間コース | 8.1juta(約6.2万円) | 7.0juta(約5.4万円) |
100時間コース | 11juta(約8.5万円) | 9juta(約7万円) |
時間の長いコースになるにつれて、1時間当たりの値段も安くなっていきます。
1時間1000円未満の激安設定でした。
40時間コースを申し込むつもりで行きましたが、現地に行ってみるともっと短い時間のコースもありました。
お試し気分で10時間から申し込むことができました。
そちらのコース表によると、以下のようになります。
マンツーマン | 2人グループ | 3人グループ | 4人グループ | |
10時間コース | 1.5juta | 1.3juta | 1.1juta | 0.925juta |
20時間コース | 2.8juta | 2.4juta | 2juta | 1.7juta |
40時間コース | 5.2juta | 4.4juta | 3.6juta | 3.1juta |
60時間コース | 7.2juta | 6.1juta | 5.1juta | 4.2juta |
100時間コース | 11juta | 9juta | 8.2juta | 6.3juta |
150時間コース | 15juta | 12juta | 10juta | 9juta |
グループコースは、学校が仲間をセッティングしてくれるわけではなく、自分で一緒に学ぶ仲間を連れてくる必要があるようです。
人が増えれば自分の発言する頻度は減りますし、マンツーマンとグループでそこまで値段も変わらないため、グループコースを選ぶ理由はあまりなさそうです。
1日2~4時間の間で授業時間を決めることができます。
実際に学校へGO!!
チャングー地区に滞在する予定があったため、今回はチャングーの方の学校を選択しました。
チャングーの学校は2019年11月現在、移転したばかりだそうで、看板もないし、グーグルマップの住所は間違っているし、で全く見つけられずに大変な目に遭いました。
グーグルマップの登録と、実際の場所ではなんと徒歩で6分も離れています。
学校のスタッフさんに電話して、なんとかたどり着くことができました。
学校の雰囲気もわからないので、まずは1番短い10時間コースを申し込んでみました。
授業料の支払いには、クレジットカードを使用することができました。
スミニャックの学校の方が看板もあるし、見つけやすい場所にあるので、ハードルは低そうです。
授業を受けてみた感想は?
今回10時間のコースを受けてみましたが、値段相応もしくは少し高いかも、と感じました。
約1.2万円で1時間当たり1200円なので、もともとは激安!と思って受けましたが、クオリティがとにかく低すぎました。
そう感じた理由は以下に述べた2つです。
先生の質がネイティブとは程遠い
バリの語学学校のスタンダードはマンツーマンですので、最も大事になってくるのは先生の質です。
学校の触れ込みにはネイティブの先生と書いてあったのですが、実際にはインドネシア人の先生でした。
サンフランシスコでも、担当の先生は英語が母国語ではありませんでしたが、会話をする中で単語を知らないということはなく、寧ろニュアンスに合わせて新しい単語を教えてくれました。
毎日30~50個の新しい単語を覚える機会をいただいていました。
先生はスラングやネイティブの言い回しにも精通していました。
ですが、バリの先生は話すスピードも遅すぎますし、知っている単語も少なかったです。
『ancestor(祖先)』という単語を私がド忘れしてしまい、おじいちゃんとかおばあちゃんとかまとめてなんて言うんだっけ?と聞いても先生からアイディアはなく、グーグル検索から『ancestor(祖先)』を調べて提示しても知らなかったようでぼんやりしていました。
『ancestor(祖先)』は日本では大学入試レベルであり、そこまで珍しい難解な単語ではありません。
英語教師を名乗っているのに知らないのか…と驚愕しました。
先生が設問の答えを間違え、違うでしょ?と私が訂正することも少なくありませんでした。
どっちが先生なのかわからない場面が何回かありました。
自分の英語力と先生の英語力は大して変わらないようで、先生から新しく学ぶことはありませんでした。
2時間の講義のうち、1時間以上はただ雑談しているだけで、何も教わらない時間でした。
バリ島でのマンツーマン指導の相場は、1時間1000円前後と激安ですが、クオリティも値段相応です。
英語カフェに行って、英語を話す機会を作るという考え方で利用するならば、アリだと思います。
教材のレベルが低い
学校で使われている教材には、多くの問題がありました。
まず、教材の設問がインドネシア語で書かれているので、理解することができません。
先生と一緒ならば、設問の意味を説明してもらえますが、時間が経ってから1人で見直すのは困難です。
教材はなにかの教材のコピーなのですが、他の人が書いた跡を消したような感じで中古感が否めず、ホチキスの止め方も汚いです。
日本人的感覚からすると、お金を払って買うような教材ではありません。
最もよくないのは、教材であるのにスペルミスや文法ミスがしょっちゅうみられることでした。
指摘すれば、先生も応じてくれるものの、自発的に教えてくれることはないため、この教材を学習に使ってしまうと却って間違ったことを覚えてしまう可能性があると感じました。
街中のお店でも、スペルミスの傾向は強く、1ページに1つはミスが見られます。
インドネシア語と英語のスペルが混同してしまっているようです。
TOEICなど正しい文法が必要とされるテストの勉強を考えている方には、とても勧められないと感じました。
初心者向けの授業内容だが、初心者の受講は無理
学校で教えてくれる英語の内容は、とてもレベルが低く、初心者向けだと思われました。
ですが、全くの初心者だとそもそもの学校の申し込みや情報収集の段階で躓いてしまうものと思われます。
今回も英語で学校の方と電話をしてアポイントを取る必要がありました。
インドネシア語が話せて英語を新しく学びたい人、もしくは英語が話せてインドネシア語を学びたい人のための学校だと思いました。
日本人で英語を学びたい人にはニーズが合致しない学校です。
Seminyak language schoolは値段相応のクオリティ
スミニャックランゲージスクールは、授業料がとても安かったですが、英語クラスに関してはそのクオリティもとても低いものでした。
開き直ってインドネシア語クラスをとればよかったwと、10時間の履修を終えた今は感じています。
サンフランシスコ留学の素晴らしさを改めて感じた1週間でした。
[blogcard url=”https://matcha-love-trip.com/sf-student/”]
今回通ったスクールの公式ページはこちらから。
[blogcard url=”http://learnindonesianinbali.com/”]
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