こんにちは、Rinaです☆
今回は、バリでのちょっとした移動に便利な配車アプリについてお伝えします。

配車アプリで気を付けたいことや、バイクタクシーとタクシーの比較についてご紹介します。

バリに来るならタクシー配車アプリが必須

バリ島は日差しが強く、気温や湿度も高い、厳しい気候です。
東京であれば、1駅間の3km程度は簡単に歩くことができますが、バリで屋外で長距離を歩くのは困難です。

街中で声をかけてくるタクシーはすべてがぼったくりで交渉が大変ですので、GojekやGrabなどの配車アプリの使用がおすすめです。

地元のタクシーは、平気で相場の10倍以上のお金を吹っかけてきます。
ここから交渉で値段を下げていくのですが、それが1日に何度もとなると本当にめんどくさいです。

バリで使える配車アプリは?

配車アプリで最もメジャーなものはUberですが、バリからは撤退してしまっています。
GojekもしくはGrab、メータータクシーのMy Blue Birdは、バリでメジャーなタクシーアプリです。

①Gojek

Gojekはバリ島で使えるUberと考えて大丈夫です。
バリ島では、車だけでなくバイクもタクシーとして呼ぶことができます。

Gocarからはタクシー、Gorideからはバイクを呼ぶことができます。

Uberと異なるのは、配車をお願いした後にメッセージのやり取りをする必要がある点です。
配車を確定してその場で待つだけでなく、ドライバーが迎えに来れるのかを確認する必要があります。

GPSでピックアップ場所もわかりますし、機能的にはやらなくても大丈夫そうなのですが、ドライバーからは100%連絡が来ます。
そういう文化なのでしょう。

定型文として、『I’m waiting』や『Okay』がありますので、英語やインドネシア語ができなくても問題ないと思います。
左下の☆マークを押すことで定型文の入力ができるようになります。
配車を確定したら、一言だけでもメッセージを送っておきましょう。

今回は試していないのですが、GoFoodといって出前を頼めるサービスもあるそうです。
こちらも注文してから、オプションを確認するためのやり取りが必要なようです。

②Grab

GrabもGojekと同じ配車アプリです。
違いは特にないのですが、Gojekの方が値段が安い場合が多いようで、現地の方も皆Gojekを利用しているそうです。

今回はGrabを利用することはありませんでした。
以前はバイクも呼べた気がしたのですが、アプリを開いてみるとタクシーしか選択肢がありませんでした。

もしかしたらGojekに圧されて下火になっているのでしょうか?

③My Blue Bird

白タクがぼったくりと言われる中で、唯一良心的なメータータクシーと言われているのがBlue Birdです。
その名前の通り、青い車体に鳥のマークが目印なのですが、外見をまねた偽物Blue Birdが街中にはたくさん走っています。

本物のBlue Birdを見分けることはとても困難なため、配車アプリを使って呼ぶ方が確実だと言われています。

ですが、今回の旅ではGojekのみで事足りたため、Blue Birdタクシーも使用することはありませんでした。

乗り入れ不可地域は縮小した?

2018年10月にバリを訪れた際には、Grabを使用できない地域がちらほらありました。
白タクとの利権争いで、有名ホテルや観光地で使用ができなかったようです。

ですが、2019年11月の訪問ではそういった制限を感じませんでした。
配車アプリで送ってもらうことはできるけど、拾うことができないと言われている空港やアヤナリゾートでも、Gojekで迎えを頼むことができました。

以前の制限地域もどこかに明記してあるわけではなく、アバウトな決まりだったのでこれからどうなるのか先行きは不透明ですが、2019年11月現在は制限地域がありませんでした。

バリの文化とはいえ、ありえないほど吹っかけてくる白タク(地元タクシー)には憤りを感じていましたので、今回なくなっていて本当に快適でした。

バイクとタクシーの特徴

配車アプリでは、タクシーとして車とバイクを呼ぶことができます。
両方試してみましたので、どちらが良いのか、観点別にをご紹介していきます。

①渋滞対策:バイク

バリの道は乗用車がすれ違うことのできないほど狭いところがあり、すぐに渋滞してしまいます。
対向車が来たり、タクシーの乗降車をしたり、路駐があったりと小さなことが渋滞に直結します。

バイクであれば、歩道を走ったり、車の合間をすり抜けたりと渋滞の中も進むことができるため、タクシーを使うよりも早く到着できる場合が多いです。
急いでいるときはバイクの方が時間を短縮することができます。

②運賃の安さ:バイク

バイク便はとても安く、近くならば100円以下で運んでもらえます。
タクシーの半額以下の値段であることが多いので、より気軽に利用することができます。

たまに3~4人乗りしているバイクも見かけます。
何人乗っても同じ値段なので、相当安い値段で利用できているのだと思います。
ですが、3人以上で1台に乗るのは、安全性に疑問を感じますので、タクシーの方がいいと思います。

③快適さ:タクシー

バイクには屋根がついていませんので、もちろん直射日光直撃ですし、雨も防げません。
利用する際には、長袖を着たり、日焼け止めを塗ったりと対策が必要です。

タクシーであれば、車内は冷房が効いていますし、紫外線を遮るシートも貼られています。
バイクと違ってバランスをとったり、掴まる必要もありませんので、車内でくつろぎながら到着を待つことができます。
個人的には、携帯を見ながらバイクに乗ることが難しく、GPSで現在地を確認しながら移動することができなかったことが不安かつ不便でした。

④安全性:タクシー

バリ島では狭い道路を、たくさんのバイクや車が通っています。
信号がほとんどなく、譲り合いの精神もないため、運転は荒い印象を受けます。

突然バイクや車が割り込んでくることは日常茶飯事ですし、バイクと車、歩行者の距離がとても近いです。
滞在中に道路を歩いていて、車にかすられたことがありました。
バイクに乗っている間にも、歩行者の荷物にぶつかったり、街路樹にかすったりと痛い思いをすることがありました。

バイクの利用には、けがのリスクが伴うと感じます。

また、2人乗りのバイクは狙われにくいようですが、バイクを狙ったひったくりも発生しています。
タクシーであれば、ひったくりの被害を受けることはありません。

⑤荷物の運搬:タクシー

バイクを利用する際には、大きな荷物を運ぶことができません。
自分のお腹の前で抱えられる程度の荷物が限度です。

買い物をした後など荷物が多い場合には、タクシーの方が便利だと思います。

⑥パーソナルスペース:タクシー

個人的な感覚なのかもしれませんが、私は知らない人とバイクに二人乗りをする、ということに大きな抵抗を感じました。
私自身が少し潔癖症で、知らない人と肌が触れ合う距離にいるということが無理でした。

車であれば、相手が触れ合う距離にいることはありませんので安心でした。

旅行者にはタクシーがおすすめ

バイクにもタクシーにもそれぞれいい点がありますが、旅行者であればタクシーが断然お勧めです。
タクシーの方が運賃が高いとは言っても、もともとの運賃が安いので日本人、特に旅行中であれば痛い出費ではないでしょう。

複数人で来ている場合には、バイクを利用するよりもタクシーを割り勘する方が安くなる可能性もあります。

なによりも安心して快適に使用することができますので、タクシーを強くお勧めします。

ローカルのお勧めはバイク

ローカルの方は、断然バイク便の方がいいと考えている方が多いようで、タクシーを呼ぶというと、バイクの方が早くて安くて便利だよ!とアドバイスされます。
このように声をかけられたことは1度や2度ではありませんでした。

その内、君は車の方が好きだよねってあきらめてもらえました(笑)

郊外に行く際は気を付けて

2018年にウルワツ寺院に行った際には、タクシードライバーが迎えに来てくれるといったのに、勝手に帰ってしまうことがありました。
田舎で他にタクシーも通らず、知らない土地で取り残される恐怖を味わいました。

2018年と比較すると、配車アプリの使用禁止地域も減っており、帰りの心配をする必要は少なくなっていますが、万が一田舎に行ってから使えなかったのでは困ります。
きちんと契約していないタクシードライバーは平気で約束を破りますので、ツアーを申し込んでおくことをお勧めします。

1日5000円程度で専属タクシーをしてくれるドライバーもいるようです。

配車アプリを上手に活用して!

バリでのちょっとした移動には、配車アプリの利用がとても便利です。
日本よりずっと手軽な値段でタクシーを利用することができますので、是非上手に活用していただければと思います。

The following two tabs change content below.
抹茶スイーツオタク。 全国800店舗以上の抹茶スイーツを食べ歩き、ブログを執筆中。 2020年から本格始動したインスタグラムは、1年でフォロワー100倍の急成長中。静岡県浜松市のお茶農家生まれで、幼いころから自家製の煎茶を飲んで育ち、生まれながらのお茶好きDNAを持つ。