こんにちは、Rinaです☆
先日までインドネシアのバリ島で休暇を楽しんでいました。
今回の記事では、クロボカンにあるアフタヌーンティーが話題のおしゃれレストラン『Biku』についてご紹介します。
目次
Bikuとは?
アフタヌーンティーが有名なバリ島のクロボカンにあるカフェです。
中国、インド、インドネシアから集められた50種類以上の茶葉を楽しむことができます。
バリ島の雰囲気の中で、ヨーロッパなど西洋の国の雰囲気も感じられる魅力的なカフェです。
オープンカフェの店内
冷房も設置されていますが、締め切りにはなっておらず、オープンカフェとなっているために店内も涼しくはありません。
お店の隅は雑貨の販売がされており、食品から洋服まで幅広い品が取り扱われています。
店内に日本人は見られず、白人系の方が多く見られました。
インドネシアは地理上、オーストラリア系の方が多いのだと思われます。
メニューは英語のみ!
日本語のメニューは残念ながらありませんでした。
評判のアフタヌーンティーは、一般的なイギリス式のものと、アジア風のものがありました。
アジア式は2人前からの注文と記載されていましたが、店員さんに聞いてみると、2種類を1人前ずつ注文することができました。
アフタヌーンティーの内容は?
2種類のアフタヌーンティーは、いずれも1人前15万ルピアでした。
メニューを日本語に訳したものは以下のようになります。
トラディショナル アフタヌーンティー(イギリス式)
・お好きなお茶(一部のお茶は+1万ルピア)グラスデザート
・イチゴのクリーム添え上段
・スコーンとジャム、クリーム
・甘いお菓子数種類下段
・一口サイズサンドイッチ(キュウリ&サーモン、クリームチーズ&ハム&マスタード)
・ホウレンソウのミニキッシュアジアン ハイティー
・お茶グラスデザート
・シナモンと八角で香りづけをしたサラク上段
・中東のオレンジケーキとローズティーシロップ
・パイナップルとミントのゼリー
・もちケーキ
・ココナッツパンケーキ下段
・サモサとチャツネ(ソース)
・ベトナムの生春巻きとつけダレ
・鶏肉の甘辛炒めとサンバルマタのタルト
・カレー味の卵サンドイッチ
・デーツのスコーンとマンゴージャム
イギリス式のお味は?
日本やその他の国のホテルのアフタヌーンティーと同様のメニューが提供されます。
メニューはよくあるもので珍しさはないですが、はずれがなく様々なレベルの高いスイーツがいただけます。
イチゴのクリーム添え
一番最初に出てくるのが、グラスデザートのイチゴのクリーム添えです。
イチゴは日本のものと比べると、すっぱくて野性味のあふれる味です。
スコーン
スコーンはふわふわに仕上げられていて、よくある口の中の水分を全部持っていかれる感じはありませんでした。
バターのうまみが口に広がり、付け合わせのジャムやクリームをつけなくても十分に美味しかったです。
一口サイズサンドイッチ
サンドイッチは、具材が2種類ありました。
パンに比べて中身がとても薄く、見た目はさみしいのですが、パンはパサパサ感を感じさせず、シンプルに美味しい仕上がりでした。
ホウレンソウのミニキッシュ
キッシュはミニサイズです。
キッシュはずっしりしていて食べるのが大変ですが、サイズが小さいので気軽にいただけました。
おいしかったため、味をメモするのも忘れて、気づいたら食べ終わっていました(笑)
甘いお菓子数種類
イチゴのタルト、チョコレートのミニマフィン、クッキーがこの日は提供されていました。
どの品も美味しく、甘さも海外レベルの甘すぎる味付けではありませんでした。
アジア式のお味は?
アジア式のアフタヌーンティーはなじみのない食材が多く、名前だけではよくわからなかったため、似ている食材を挙げながら感想を書いていきます。
下の段の食事メニューは美味しいものの、上の段のデザートがなかなか口に合わないといった印象を受けました。
シナモンと八角で香りづけをしたサラク
これは、ちょっと何かわかりませんでした。
サラクは南国フルーツで、熟したリンゴに近い食感とあじがあると言われています。
そのコンポートのようなものなのでしょうが、ちょっと理解できる味ではありませんでした。
サモサとチャツネ(ソース)
サモサはパイ生地で作ったカレーパンです。
軽い食感の生地が美味しく、中に入っているカレーもクセや辛みが強すぎないため、とても美味しいです。
温かい状態で提供されるのも高ポイントです。
ソースは正直ミスマッチです。
何の味かもわかりませんし、つけずにそのままの方が美味しくいただけます。
ベトナムの生春巻きとつけダレ
生春巻きはパクチーの香りがしっかりしており、スモークサーモンも入っているため、そのままでも美味しくいただけます。
こちらのつけダレもミスマッチで、あまり美味しいとは思えませんでした。
鶏肉の甘辛炒めとサンバルマタのタルト
サンバルマタとは、インドネシアの主要な調味料のことです。
生の唐辛子やニンニクから作られるペーストのため、非常にスパイシーな調味料です。
このサンバルという名前からすごく辛いものなのではないかと緊張しながらいただきました。
鶏肉との味の相性が良く、日本ではいただけない味だけど、すごくおいしいという印象を受けました。
カレー味の卵サンドイッチ
こちらも具材の少ない薄っぺらいサンドイッチですが、シンプルに美味しいです。
パンはパサつき感が少なく、ペロッと食べられてしまいます。
デーツのスコーンとマンゴージャム
スコーンが大きいサイズで作られており、イギリス式のものよりも中がふんわり仕上がっています。
バターの風味がしっかりしており、そのままでもおいしくいただけます。
マンゴージャムよりもイギリス式についてくるクリームやイチゴジャムの方が食べやすかったです。
中東のオレンジケーキとローズティーシロップ
シロップの液体の中にパウンドケーキが浸かっています。
シロップがとにかく甘いこと、パウンドケーキが濡れているということが受け入れられませんでした。
パイナップルとミントのゼリー
しっかりとした食感のゼリーです。
プルプルはしていませんが、固すぎず寒天に近い食感です。
とにかく甘く、一口以上いただくのは無理でした…
もちケーキ
一口サイズの大福です。
和菓子店で売っているものではなく、箱菓子に20個入りくらいで入っている大福に近い味でした。
お店で提供される味としては、少しレベルが低いように感じました。
ココナッツパンケーキ
春巻きのような見た目のものが、このパンケーキに当たるようです。
生焼けの小麦粉のような感触でとても美味しいとは思えませんでした。
Matcha Cafe Baliでいただいた残念なパンケーキを思い出しました。
[blogcard url=”https://matcha-love-trip.com/matchacafebali/”]
お茶のお味は?
茶葉はイングリッシュブレックファストを選択しました。
香りがよく、いい茶葉を使っていることが分かりましたが、提供すぐでも渋みが強く感じられ、時間置きすぎの紅茶のようでした。
ポットが冷えないように布で覆われていたりと、細やかな気遣いを感じました。
インドネシアは抽出に長い時間をかけるのがスタンダードなのだと思われます。
個人的にはバリ島ではコーヒーの方が美味しいように感じられました。
アジア式よりもイギリス式が断然お勧めです!
アジア式は今までに見たことのないような品々が提供されて、とても新鮮ではありますが、美味しいとは言えないものも含まれていました。
ありきたりではありますが、イギリス式の方がなじみ深く、わかりやすくおいしいものが多いため、はずさないのではないかと思います。
おしゃれな雰囲気で日本人ではない方々に囲まれて、アフタヌーンティーをいただくだけでも素晴らしい体験だと思いますので、メニューはトラディショナルの方でよいのではないでしょうか。
Bikuは日本語での予約が可能です!
Bikuはとても人気のレストランなので、お昼時やカフェタイムとなると満席になってしまいます。
確実に待ち時間なく利用したいのであれば、予約をお勧めします。
以下のURLからは、日本語だけで予約をすることが可能です。
[blogcard url=”https://guruyaku.jp/indonesia/restaurant/29563″]
おまけ:おしぼりはフリーズドライ?
おしぼりが提供されますが、日本にはない面白い形状のものでした。
コイン状の白い塊と水の入った器がセットで提供されます。
コインのようなものを水に入れることにより、瞬時に膨らんで薄いおしぼり変化しました。
バリ島を熟知した知り合いがいなければ、危うくフィンガーボウルと間違えて指を突っ込むところでした(笑)
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