こんにちは、Rinaです。
今回は、サンフランシスコの滞在を振り返って、日本と違って驚いた点についてまとめてみます。

文化・習慣に関する違い

おてふき、おしぼりは出てこない

日本で食事をしに行ったら、必ず水と一緒におしぼりがでてきます。
レストランどころか、コンビニでお弁当を買った際にもおしぼりがついてきます。

ですが、アメリカにそのような習慣はありません。
少し値段の張る店であれば布のナプキン、安いお店であればペーパーナプキンがありますので、それで口元や手元が汚れてしまった際にをぬぐいます。

べたつきをとるためには、濡れたものの方が使い勝手が良いですし、日本の間隔に慣れていると物足りなさを感じてしまいます。
必要な方はウェットティッシュの持参をおすすめします。

犬がどこでもいる

日本でも犬は人気のペットで、道で見かけることはあると思うのですが、アメリカでは遭遇率がさらに高いです。

ショッピングモールやレストランなど、日本では盲導犬など特別な犬以外は立ち入り禁止となっている場所でも同伴されている姿をよく見かけます。
ディズニーランドパーク内で見かけたときには驚きました。

そして、犬のサイズですが日本よりも大型犬の比率が高いと感じました。
日本で人気のプードルやテリアですが、アメリカでは小型犬サイズではなく、大型犬サイズの子たちが目につきました。

街中でリードなしで連れられていることはほぼありませんし、犬がとびかかってくることもないですが、苦手な方は遭遇率が高いことだけ留意しておいた方が良いと思います。

サンフランシスコには服装に無頓着な人が多い!

サンフランシスコというと大都会でおしゃれな街のイメージだったのですが、ここに住む人たちは決しておしゃれではありません。
ジーンズにTシャツもしくは長袖シャツ、寒くなれば黒のダウンコートとシンプルなコーディネートの人ばかりです。

たまにおしゃれな人がいれば、それは旅行者です。
目立ちたくないのであれば、Tシャツとジーンズでコーディネートをしましょう。

ショッピングに関する違い

レジ袋は有料$0.1

カリフォルニアではレジ袋が有料になっています。
必要な場合、1枚当たり$0.1が必要になります。

以前に使用したレジ袋かエコバッグを持参することをお勧めします。
スーパーマーケットではオリジナルのエコバッグを販売していることがあります。

私の印象ではあるのですが、日本でおなじみのビニール袋よりも紙袋やデザイン性のあるプラスチックバッグの方が購入できる袋としてメジャーのようです。

物価はものによっては日本の数倍、食費が高い!

サンフランシスコの物価はめちゃくちゃ高いです。
家賃に至っては、平均家賃が30万円超えとアメリカの中でも最も高い地域になっています。

そして、食費もとても高いです。
ラーメン一杯2000円、ランチをすればコンビニ飯のようなものでも1000円超え、ディナーでレストランに行けば1人5000円は当たり前とお財布に大打撃です。

バイトの最低賃金が1800円程度(2019年現在)とのことから、おそらくこの地域では給料もよいのだと思いますが、日本人からするとお財布に致命傷です。

旅行に行く場合には、あらかじめ払ったホテル、航空機代以外にも現地でかなりの予算が必要なことをあらかじめ覚悟しておいた方がよいでしょう。

キャッシュレスの文化で、現金を持たずに生活ができる

サンフランシスコで現金が必要になることはほとんどありません。
一部のメキシカンフードくらいでしょうか。

レストランやカフェの使用にとどまらず、電車のクリッパーカードのチャージも、路上駐車場の支払いもすべてカードで支払い可能です。
現地の人に聞いても、もしものために$5だけ持っていて、あとは全部カード!という人から、1枚も紙幣を持っていない人までいました。

上限金額の多いカードをあらかじめ用意していくことをお勧めします。

コンビニの代わりにカフェが乱立

日本の都心では、5分歩けばコンビニを数件見かけます。
サンフランシスコ中心街では、コンビニはセブンイレブンをたまーに見かけるくらいのものの、ほぼ1ブロックに1軒カフェがあります。

カフェによって特色があり、スターバックスではサンドイッチやサラダだけでなく、スーパーにはない小さいサイズのミルクやチーズ、1本売りのバナナなど少量の食料品も取り扱っています。

出勤前の時間や昼休みには、どこのカフェも行列ができていますし、日本におけるコンビニのような立ち位置をカフェが占めていると思います。

治安に関する違い

1ブロックで雰囲気がガラッと変わる

サンフランシスコは基本的に治安のよい街です。
わたしは20代の女性ですが、1か月の滞在中に1人で歩いていて、危険な目に遭うことは1度もありませんでした。

ですが、やはり日本とは異なりますので、安全慣れしている日本人は注意が必要です。
人通りの多い通りの隣の通りでも、全く人どおりがなく一気に怪しい雰囲気になる場所があります。
細い道には入らない、人通りの少ないところにはいかないことを注意することが大事だと思います。

サンフランシスコでは、急に襲われるようなことはめったにないようですが、スリ被害に遭ったり、ドラッグ中毒の人が叫んだり暴れだしたり、ホームレスにお金をくれと絡まれたり、ということは少なくないので、リスクの多い地域は避けるようにしましょう。

テンダーロイン地区は治安が悪いと有名なので注意!

サンフランシスコ中心街で、治安が良くないと地元民に言われている地域が、テンダーロイン地区です。
スラムというわけではないのですが、特にエリスストリートとマーケットストリートに挟まれる地域では注意が必要と言われています。

バートの駅だとシビックセンターがテンダーロイン地区に該当します。

この地域では、ホームレスに食事などの支援をする教会があるため、ホームレスの人数が多くなっています。
夜になるとドラッグの取引をする人も見られますので、なるべく避けた方がいいでしょう。

夜に車で通過した際に、20人くらいの怪しい人たちが集まっていることがありました。
いずれにせよ、夜の移動はUberやlyftなどの配車アプリを使用することが勧められます。

また、テンダーロインに限らず、1ブロックごと、1つの通りごとに雰囲気が異なります。
夜の一人での外出は避け、人どおりがない道は避けるようにするのが無難です。

ドラッグに対する敷居が低い

サンフランシスコでは、現在マリファナが合法になっています。
街を歩いているとマリファナを吸っている人を良く見かけますし、タイミングが重なれば注射器を持っている人もいます。
日本よりもドラッグに対するハードルがとても低いと感じます。

電車や街中で1人で急に叫びだしたり、おかしな動きをしたりする人がいます。
それらの人たちはドラック中毒で症状がでている場合が多いそうです。

もともと悪い人たちではないのでしょうが、トラブルに巻き込まれないためにも、動きのおかしい人がいたらそっと離れるようにすることをお勧めします。

交通に関する違い

タクシーのドアは自動ではない

日本のタクシーは、後部座席のドアが自動で開閉します。
ですが、アメリカではUberやLyftなど一般の車がタクシーの役割をしていることも相まってか、自動ドアのタクシーを見かけることがありません。

タクシーを止めて、ドアが開くのを待つのはナンセンスなので注意しましょう。

Uberやlyftなどの便利な配車アプリについては、こちらの記事でも取り上げています。
ご参考にどうぞ。
[blogcard url=”https://matcha-love-trip.com/americaapp/”]

路上駐車が多く縦列駐車技術が必須

サンノゼなど郊外に行けば、広い平面駐車場があるのですが、サンフランシスコ中心街では路上駐車がスタンダードです。
国際免許等で自身で車を運転する際には、たくさんの車の間で縦列駐車をする技術が必須になります。

郊外ではバック駐車はほとんど見受けられず、ほとんどの車が頭から突っ込まれています。
郊外では道も駐車場も広く、さほど運転技術もいりませんが、中心街では車が多い上に一方通行ばかりで分かりづらく、縦列駐車のスキルが必要ということを留意ください。

電動キックボードが大流行中☆

サンフランシスコ、ロサンゼルス中心街では、電動のキックボードが大流行しています。
skipやlimeなどの専用アプリをダウンロードして簡単に借りることができます。

もとの場所に返す必要はないですし、最高時速20kmもでる乗り物のため、移動に便利です。
安いものでは$400程度から購入できるそうです。

日本では、道路交通法の問題で使用することができませんので、是非アメリカで楽しんできてほしいものの1つです。

セグウェイや電動スケートボードなども、電動キックボードよりは少ないものの見かけることができます。

まるでジェットコースターのような地形

サンフランシスコ中心街は、非常にアップダウンの激しい地域です。
傾斜角度30°を超えると思われる坂がたくさんあります。

坂の上の交差点では、車が見えない場合がありますので、十分注意することが必要です。

信号待ちをしない人々

信号がたとえ赤でも、車が来なければどんどん交差点をわたっていきます。
サンフランシスコに来る前に購入した『日本人が誤解される100の言動』でも取り上げられていたトピックですが、律義に信号待ちをするのは日本人だけなのかもしれません。

おまけ:バスも交通違反で捕まる

先日、パトカーがMUNIバスを止めている場面に遭遇しました。
公共交通機関をとめれば、ダイヤも乱れると思うのですが、交通違反で止めていたようです。

日本とは文化が違う面をここでも感じました。

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抹茶スイーツオタク。 全国800店舗以上の抹茶スイーツを食べ歩き、ブログを執筆中。 2020年から本格始動したインスタグラムは、1年でフォロワー100倍の急成長中。静岡県浜松市のお茶農家生まれで、幼いころから自家製の煎茶を飲んで育ち、生まれながらのお茶好きDNAを持つ。